初心者 FX

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FXでした損をFXで取り返す

FX取引は、初心者向けの取引ではない、とされています。これは証拠金(手持ちの、確実に払えるお金)の範囲を超えての取引が可能であることが、最大の事情です。その分「大きなもうけ」を体験してしまった人ほど、『損切り』を先に延ばしてしまう、という傾向もあります。

また、強制ロスカットが行われて証拠金が吹っ飛ぶだけではなく、借金を作ってしまうというケースまであるのです。このことは、実際のお金を使っていて、損害を被った場合には、身内や職務先などに、困惑を掛けてしまうかもしれない、大変な事態となります。こういった場合に『FXでした損をFXで取り返す』という意地の張り方は、やめましょう。

お金の問題は特に、自分には「向いてない」という認識を得たら、撤退することも必要です。

損切りのタイミング

FXデモトレード(バーチャルFX)で事前に身につけておくべきことは【損切りのタイミング】です。FXで勝つためには「大きな負けをしない」ということが、大事なのです。

FXでは、損失を確定してポジションを閉じるか、取引を続けるかという選択を迫られることが多く、このタイミングを逃した場合に、大きな損失を招きます。大きな損失を招いて「から」、タイミングの重大さを実感するのでは、遅いのです。

実際に、Yahoo!知恵袋や、教えてgooといったサイトで『大損をしてしまった』という内談をする人がいました(現在でもいます)が、そうなってから後悔しても、おそいのです。

デイトレードのいいこと

FXデモトレード(バーチャルFX)は、初心者が知識をつけ、体験を積む場として運用されています。特に、デイトレードに興味があってやってみたい、という人は『デイトレードのいいこと』しか知らない、というケースもあります。

そのため、FXデモトレード(バーチャルFX)を利用して、体験をつんでみることが必要となります。デイトレードが素人・初心者に向いているとされるのは、数十分〜1日以内に皆のポジションを決済することになりますので、負けても『やり直し』がききやすい、そしてチャート中心にものごとが進むため、チャートの見方、数字への慣れさえできれば、初心者にも取り組みやすい、ということが言えるのです。

素人が手をつけても太刀打ちできないほどのテクニック・情報量を、プロの投資家は持っているのです。また、手数料の面でも、プロが取り扱う通貨の単位は素人に比べて大きいため、プロの投資家のほうが、手数料が割安となるのです。こうした事情から、いきなりデイトレードを考えるのではなく、スワップトレード(中長期売買)から始め、地道に体験をつんでいくことが、初心者にはおすすめといえるでしょう。

初心者が相場をみながら売買

FXデモトレード(バーチャルFX)は、初心者が相場をみながら売買するということを、体験できるチャンスです。初心者に多い傾向として、チャンスと見るや必ず、発注をしてしまい、取引回数が多くなるという場合があります。手数料は倍になります。こういった、コストという点からのデメリットも考える必要があります。

勝てるという根拠のない取引を、何回もしているということでもあります。実際のトレードでは、チャンスを逃さないという気負いよりも、『勝てる取引』を選別して、ピンポイントで投資をするという、トレーダーの腕前・感覚が要求されます。

また、それにかかる手数料なども考えなければなりません。さらに、FXトレードで、賛否両論が常につきまとう【両建て】という手法があります。FXトレードは、他の商売と同じく「安く買って、高く売る」ことが必要です。自分に適切なレバレッジを設定するのも、ロスカットのタイミングを習得するのも、そしてコスト意識を持つことも、すべて「安く買って、高く売る」ことのためだ、という認識を持ちましょう。
キャッシュフローゲーム

的確な判定

FXデモトレード(バーチャルFX)を利用している間に、より的確な判定ができるように、資金管理の徹底をする習慣を身につけましょう。

証拠金として口座にストックしているお金以上の、多額の取引が簡単にできてしまうFXという手法は、いわゆる「どんぶり勘定」を続けていると、痛い目に合います。また、仮想取引とはちがい、現実の為替変動は「いきなり」起こるとは限りません。

プロの投資家は、様々な情報を運用して、相場を先読みしています。チャートだけを重視している初心者が、プロの投資家になるためには「世界で何が起こっているのか」を考えられる能力も、必要となるのでしょう。

「FXは初心者向けではありません」について

ファイナンシャルプランナーの意見としてFXは初心者向けではありません。資金管理を徹底し損切りのタイミングを覚えましょう。